徒然日記その1. 最近の中学校--授業妨害?

 

 公立中学校が荒れている。そんなことはマスコミでも散々取り上げられいるし、世間もようやくこの事実を認識したようであるが、はたしてマスコミや世間の認識はドコまで正しいのであろうか。

 近所の中学校はこうである。授業時間中に、いわゆる"不良"生徒達が自分の教室以外に入り込み、後ろで騒ぐ、教師を罵る、生徒にちょっかいを出す。そのため授業がしばしば中断し、逃げていく"不良"生徒を追いかけて、教室から教師がいなくなる。

 こんな具合であるから、授業は全然進まない。手元の中2の1学期末試験範囲表によれば、社会科--歴史のみ江戸時代元禄文化まで。地理はナシ--つまり、中2の1学期終了時点で日本地理は一切手つかず。歴史は例年、江戸幕府滅亡まで進んでいるハズなのだ。地理だって九州・中国・四国・近畿地方まで済んであるハズである。理科に至っては第1分野の音・熱・圧力である。例年は(というよりも普通は)1年の2学期ないし3学期の履修内容である。

 ここでいわゆる"不良"生徒を批判する内容を書く気はないが、多くの生徒が本来習うべきコトをしっかり習えないことは大問題である。ますます塾に対する期待(というよりも切実な要望)が高まるのであるが、これは本末転倒であろう。そんなことで生徒が増えたってうれしくも何ともない。そもそも1から10まで塾で教えていては、いくら時間があっても足りないのである。

 生徒達の間でも「一体全体、中学校に何しに行ってるの?」と考える者が増えている。本当に行かないより行った方がよいのか。自信を持ってそう言い切れるのか。自問自答の日々である。(できるだけ考えないようにしているがそうはいかない。特に夏から受験期にかけて毎年1人はオカシクなる塾生が出てくる。オレ、学校行きたくないとか、XX先生大嫌いとか)

 ハナシは少し変わるが、私立中学志向が強くなっている。マスコミなんかでは「不況で学費が大変だがら私立人気は低下している」なんて言われているが、少なくとも私の回りはそうではない。よく親御さんから私立中受験の相談を受ける。その志望動機の第一は「荒れている公立中学校には行かせたくないから」なのである。小学生が自らの意志で「あんなとこ行きたくないからがんばって勉強して私立に行く」んだそうである。これじゃあ、公立中学校はますます荒れるでしょうな。

 


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