徒然日記その146. 余裕のない先生。 (7/1)

 ある小学校で。1年生のお話である。クラスにいじめっ子が入ってきた。転校生である。この転校生、傍若無人の振る舞いで、あっという間にクラスの問題児となってしまった。仕舞いには、いじめられた子が「もう学校に行きたくない」と言い出す始末である。さすがにその子(いじめられた子)の親御さんもたまりかね、担任教師に相談したそうだ。

 ところが、その担任教師の行動がヘンなのである。問題児といじめられた子を呼び出して、「もうするなよ」である。その親御さんも居るところで。そんなことしたら、いじめっ子は「チクッたな!」と思うわけであって、反省などするはずなく、いじめがエスカレートしてしまうことが分からないのであろうか。分からないとしたら教師失格である(というよりも、大人として失格だ)し、分かっているのに「面倒だから形だけ注意しておけば保護者もゴチャゴチャ言って来ないだろう」と考えた結果なら、ますます教師失格である(そういう教師を私は何人も知っているのだけど)。

 聞いた話を総合すると、どうやら後者ではないようだけど、それにしても頼りない教師である。最近はこういう教師が増えたようで、安心して子供を学校に「預ける」ことができないようになってきたと思う。これって問題である。どうも気持ちにゆとりのない教師が多いというかね。子供を相手にするときは、教師(大人)は、ある意味、超越者として一段高いところから子供を見おろす必要があると思うのだけれど、それができない教師が少なくないようだ。そうなってくると、子供になめられるというか、言うことを聞かない子供が続出するのである。これが学級崩壊の一因だと思う。もっとも、小学校入学時から手がつけられない子供も多くなっているんだから、全てが教師の責任ではないんだけれど。


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