徒然日記その186. あのね、日本は法治国家なのよね。 (6/23)

 ちょっと前に盛り上がった(?)なんとかウエーブ研究所である。スカラー波だかベクトル波だか知らないけれど、マスコミの騒ぎ様は一体なんだったのであろうか。白い一団の車よりもそれにくっついているマスコミの車の方が多い。道路を渋滞させているのはマスコミの車だと思うのだけど。日本のマスコミが無知で無能で恥知らずなのにはもう慣れたんだけど、それにしてもワイドショーどころか定時のニュースまでもが白い一団とアザラシ一色である。もっと他に報道すべきことがあろうに。

 それと気になったことが1つ。言うまでもないが我が日本国は法治国家である。どっかの独裁国家とちがって、独裁者に気に入られないだけで逮捕されたり投獄されたりはしない。法律に触れて初めて(所定の手続きを経て)逮捕されたりするのである(中3の公民で習うよね)。ところが今回は、「気味悪い」「何をするかわからない」という理由で、村の入り口にバリケードを作った自治体があらわれた。さらには「気味悪いでしょー」とインタビューで公言する大臣まで出る始末だ。

 この一連の動きは法治国家にとって大問題なはずなんだけど、その点を冷静に伝えたマスコミはほとんどない。やっぱり日本のマスコミは無知で無能で恥知らずだったのである。そういえば、外国の空港で爆発事故(事故っていえるのか?)を起こした新聞記者がいましたね。武器や兵器の知識無しで戦場を取材できるんでしょうか。これが今の日本の「マスゴミ」を象徴するできごとだと思います。

 最近の「マスゴミ」は、来日したイギリス人サッカー選手を追いかけ回すのに必死である。まあ、見る人間がいるので取材するわけであるのだから、程度の低い視聴者が多くなったということですかね。程度の低い視聴者が程度の低いマスコミを育てる……これって程度の低い保護者が程度の低い教育産業を育てるのと似てるなあ。


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