徒然日記その229. 最近の中学校  やっぱり進まない授業  (4/21)

 

 新学期が始まった。が、授業は始まらない。とくに中1は、身体検査とか知能検査とか学力試験とか色々あって、なかなか授業が始まらない。未だ全く進んでいない教科多数。そして、あと1週間でゴールデンウイークの連休である。連休明けには家庭訪問が始まるから短縮授業なのである。そしてすぐに中間試験だ。まあ、いつものことといえばそうなんだけど、中間試験の範囲なんて無いに等しいのである。中2や中3も似たような状態だ。前学年の教科書を持ってこいと指示のあった教科が少なくないのである。

 話変わって「反日デモ」について。中国の反日教育は有名になったけど、日本でも反日的な話をする教師がいることをご存じだろうか(とくに社会科に多いと思う)。戦争では、どこの国でもひどいことをしたわけなんだけど、その部分だけをクローズアップしてしつこく教えるのはいかがなものだろうか。「この国は悪い・この国は良い」なんていう単純な二元論では説明できないのが戦争なのである。子どもたちに、国家がそういう戦争にどうして突入していったかをちきんと教えることが反戦平和につながると思うんだけど。


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