徒然日記その24. 最近の中学校--授業参観(12/10)

 

近所の中学校の授業参観に行って来た。父兄のフリをして紛れ込んだのだが、塾生は後ろを向いて手を振るし、塾生のお母さん方には頭を下げられるしで、塾の先生ってことはバレバレであった。まあ、気にはしないが(笑)。

 で、まず門をくぐってたまげた。中学生がくわえタバコで歩いているのだ。ナンダコリャ。気を取り直して教室へ。1年から3年まで塾生のいるクラスを駆け足で見て回った。まず感じたのは、来ているお母さんがとても少ないことである。少ないクラスはわずか4,5人、多いクラスでも10人ほどだ。最近は働くお母さんが多いのでこんなモノなのだろう。それよりも、廊下にいるお母さんが多いのだ。教室の中に入らないのである。何をしているかと言えば、ペチャクチャ世間話である。なにも中学校に来てまで世間話なんぞする必要もなかろうに。しかもうるさいゾ。

 さて、授業の見学である。中2の国語だ。ちょうど平家物語をやっている。「敦盛の最期」である。でも、なんかヘンなのだ。黒板に一切書かないのである。教室の後ろの方の生徒は授業とは関係無しにキャーキャー騒いでるし。それを無視してベテランの感じの国語の先生は淡々と内容を説明している。でも、私が聞いてもよくワカランのだ、ハナシの内容が。ホントに授業の準備して来てるの?って感じなのだ(こういうこと書くと失礼かな?)。でもやっぱりリズムが悪い。聞いてるとコッチがイライラしてくる。生徒を見ても一所懸命聞いてる子はほんの少し。そもそも板書が無いのだから、ノートの取りようがないみたいだ。他のクラスも見て回った。他のクラスはまあ普通というか、私のイメージどおりの授業というか、イライラはしなかった。

 あとで聞いたハナシだが、「敦盛の最期」を教えていた先生は学年主任だそうだ。いつもあんな感じの授業らしい。塾生曰く「さっぱり分からないよ」。ううむ、色んな先生がいますねえ。

 


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