徒然日記その29. 最近の高校入試--輪切り入試?(1/24)

 

「先生、XX高校って、38くらい?」
「そうだね。38ありゃ何とかなるわな」

年齢のハナシをしているんではない。愛知県の公立高校受験のハナシをしているのだ。何度も書いたのだが、愛知県の高校入試には内申点(調査書の素点合計)が重要なのだ。

 それで自然に、高校ごとに内申点を使ったランク表みたいなものが生まれるのである。大手塾の進学ガイドブックには形こそ違ってもみなランク表が出ているのだ。A高校やM高校なら42、K高校だったら40くらい。こんな感じである。で、よくよく考えてみれば「輪切り入試」なのだ。要するに同じくらいの内申点の生徒が集まるのである。高校名から入学した生徒の内申点がおおよそわかるんである。

 見方を変えれば、同じような内申点の生徒が集まってるのだから、さぞや学習指導がやりやすかろう。私の母校(関西地方の県立高校)はオール3からオール5までゴチャマゼだったのだが。でも輪切り入試であっても、卒業する頃には大きな差がついてるんだからオモシロイ。(笑い事ではないか!)人間、精進は続けなきゃいけないのだ。

 

 


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