徒然日記その56. やっぱり子は親の鏡?(8/7)

 

 モラルに欠ける親が多いと第46回で嘆いた。今回もまた嘆きたい。先日、久しぶりの休みを使ってキャンプ場でリフレッシュしてきた。いや、リフレッシュしにいったつもりだったが、かえって気分を悪くして帰ってきたのである。そのキャンプ場は山奥の小さな所なのだが、たまたま団体さんがやって来ていた。小学生を連れた親たちの一団である。子供会かなにかののようで総勢50人ほど。小さなキャンプ場は大にぎわいである。子供たちの走り回る元気な声は悪くない。自然の中ではしゃぐ姿も見ていてホッとするというか、テレビゲームを必死になってやっている表情とは随分違うなあ、と眺めていた。

 ところが、やっぱりというか、むむむ、である。他のキャンパーもいるわけであり決して貸し切りではないのだが、もうやりたい放題である。そう、子供たちではない、親たちなのである。水道を占拠してスイカが冷やしてある。水道横の机には放置した野菜や炊事道具がいっぱい。私たちはどこで炊事の準備をすりゃいいの?おまけに、夜になると花火大会まで始まった。森のキャンプ場は火気厳禁なハズなんだけどなあ。アウトドアブームも手伝ってか、こういうファミリーが野外に繰り出すことが増えているらしいが、なんだかなあと思う。キャンプ場の管理人さんに「ココは大きな虫がいっぱいいて気持ち悪い」なんて文句言ってるんですからね。モラルに欠けるだけでなく自然に対する姿勢もなんだか違ってるようですねえ。こういう親のもとで育った子供はどんな風になるんでしょうか。

 


塾日記目次へもどる   トップページへ