徒然日記その69. 「出席停止」おおいに結構(11/6)

 

 文部省が態度を変えたようである。今回のは大変喜ばしい方向だ。「小中学校で授業妨害や悪質なイジメなど問題を起こす児童・生徒に対して、出席停止などの対応をより強める方針を固め、学校教育法改正の検討を始めた」のである。被害を受ける児童・生徒の教育を受ける権利を守ることが目的とのこと。その通りである。いや全くその通り。ようやくわかってきましたね。悪質きわまりない児童・生徒は学校に来させてはいけない。公立の小中学校の現状を見聞きしているとあまりにひどい。もう来るところまで来ている。だから、学校本来の機能を取り戻すためにも、ここはひとつ現場にも強い態度で望んで欲しい(総論賛成・各論反対の似非民主主義者がぎゃあぎゃあ言うかも知れないがそんなものはぶっ飛ばしてやって欲しい)。「義務教育の責任を果たしていないのではないか?」という意見もあろうが、学校がここまで荒れてしまっては打つ手がないではないか。教育どころじゃないのである。文部省も「公立校の信頼を回復するためにも、強い姿勢が必要」だと言っているんだし。

 ところで、次に何をすべきかが重要である。そもそも、「小中学校で授業妨害や悪質なイジメなど問題を起こす児童・生徒」がどうしてそんなに増えたのか。どうして学校がこんなに荒れたのか。次はこういう本質的な部分を解決する必要があろう。それができてはじめて、「公立校の信頼」が回復できるのである。

 


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