徒然日記その161. 学園祭で開店休業? (10/28)

 9〜10月は多くの高校で学園祭がある。とくに公立高校は盛り上がるところが多いようだ。青春まっただ中。いいですね。

 しかし、である。毎年毎年感じるんだけど、なんで高3が学園祭の主役なんだ?高3のこの時期なんてセンター試験まであと3ヶ月、受験勉強もいよいよ追い込みにかかる時期なのである。なのに学園祭の準備に燃えるのだ。日曜にも学校に出ていき、平日は朝早くから出し物の練習だ。当然帰りも遅くなり、「先生、塾に行けません。すみません。」と携帯電話で連絡してくる。そりゃあ勉強だけの高校生活なんて灰色だと思うけど、なにも高3のこの時期にねえ。

 学園祭が終わったら、すぐにK塾の模試がやってくる。十分勉強をしてないのだから、受ける前から結果は見えている(現役生は、模試の範囲と勉強の「追いかけっこ」なのだ)。そしてそのままスルズルと志望大学がランクダウンしていき・・・。学園祭が全て悪いとは思わないんだけど、公立高校の浪人比率が高いのはこういうところにも起因するんじゃないかと思う今日この頃である。


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