徒然日記その261. 最近の高校 ついに必修科目の履修漏れがバレちゃった  (10/26)

 

ついにバレた。これまでも、ちきんと授業をやってない高校がいくつもあることは書いた。そういう高校は受験一辺倒で知識のバランスなど考えていないのである。

以下、朝日新聞から引用する

必修科目の履修漏れ、10道県で63校 朝日新聞まとめ

2006年10月26日03時04分

 富山県の県立高校で、必修とされている世界史を履修させていなかった問題で、岩手、山形、愛媛、宮崎各県など、少なくとも計10道県(富山を含む)の公立高63校に同様の必修科目の履修不足があったことが、朝日新聞社の全国調査でわかった。私立も含めると12道県66校になる。入試対策を重視したためらしい。いずれも、このままだと卒業資格が得られないが、今後補習授業などで対応し資格を得るための対策をとるという。文部科学省は、実態が広がっている可能性があるとみて、全国の教育委員会に報告を求めることを決めた。

 朝日新聞社の25日午後11時現在のまとめによると、内訳は、北海道(函館市立函館北、1校)▽青森(五所川原など2校)▽岩手(盛岡一、福岡など29校)▽山形(山形北、酒田東など12校)▽福島(福島、橘など10校)▽栃木(真岡など2校)▽富山(高岡南、1校)▽福井(藤島など4校)▽愛媛(今治東、1校)▽宮崎(宮崎大宮、1校)。大半が県立高校だった。分かっているだけで1万人を超える生徒に影響が出ている。

 また、私立高校については石川、福井、広島の3県で、各1校ずつ、履修内容に問題があることがわかった。

 同様の問題は01年度、広島と兵庫の県立高校でも起きており、文科省は各教委の指導主事を集めた会議を開いて指導していた。

 学習指導要領では、世界史を必修としたうえで、日本史と地理のうち1科目を選択しなければならないが、これらの学校では1科目しか選ばなかったり、2科目を選んでも必修の世界史を履修していなかったりしていたという。

 問題が明らかになった高校では、土日や放課後、さらに冬休みに補習を組むなどして対応する予定だ。

 卒業するには学年の最終日である3月31日までに履修すればよい。文科省によると、すでに卒業した生徒については、生徒ではなく学校側のミスであるため、卒業認定の権限がある校長が卒業を取り消したケースはないという。

 岩手県立盛岡第一高校では、4年ほど前からこうした状態が続いていたが、県教委には適切に履修しているとの虚偽報告をしていた。鈴木文雄校長は「入試対策のためだった」と説明した。

 福島県の県立福島高校では、少なくとも03年度から世界史を必修扱いにしていなかった。星本文校長は「(学習指導要領にそわないことは)分かっていた。それでも何もしなかったのは甘かった」と話した。

 文科省は都道府県・政令指定市教委に、必修教科などが指導要領に基づいて実施されているかどうか、27日までに報告を求めることにしている。また、不適切な高校に対しては、具体的な改善策をとるよう教委に指導を求める。

引用終わり

今のところ東海3県の高校名は出てきていない。が、無いわけは決してない。私もいくつも高校名を挙げることができる。それどころか、いくつも、というよりきちんと単位を取らせている高校の方が少ないのではないか。私の知る限りでは、愛知県内できちんと単位を取らせているのは伝統校くらいである。こういうところは例えば文系でも数学IIIの授業をやっている。愛知県は形式だけでなく実態にまで踏み込んで文部科学省に報告すべし。肝を冷やしている高校関係者はたくさんいるだろう。


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