高校を訪ねて・・三河編 その5「最終日」


 三河の高校撮影も明日で最終日の予定。渥美半島の2校を撮影して依頼のあった全校の撮影完了である。地図で見れば、福江高校(渥美郡渥美町」は、伊良湖岬のすぐそばだ。そこまで行けば伊良湖まで足を伸ばさない手はない。さっそく検索サイトで「伊良湖」を入力・・・出てくる出てくる。

 インターネットは実に便利だ。居ながらにして、遠いところや知らない場所の情報を入手できる。連日「梅雨明け」を思わせる暑さだが、明日の天気もインターネットでチェック。天気図を見ても間違いなく「晴れ」だ。よし、彼女にメールで・・・。(6月某日)


 伊良湖灯台
 

 恋路が浜

 藤村の「椰子の実」の歌碑

 

「椰子の実」  島崎藤村 作詞  大中寅二 作曲

 1、名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実一つ

   故郷の岸を離れて汝はそも波に幾月

 2、旧の樹は生いや茂れる枝はなお影をやなせる

   われもまた渚を枕孤身の浮き寝の旅ぞ

 3、実をとりて胸にあつれば新たなり流離の憂い

   海の日の沈むを見れば激り落つ異郷の涙

   思いやる八重の汐々いずれの日にか国に帰らん

 

 万葉集の歌碑 「うつせみの 命を惜しみ 浪にぬれ 伊良虞の島の 玉藻刈り食(を)す」

 芭蕉の句碑 「鷹一つ 見つけてうれし 伊良湖崎」 

 


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